自動車メーカーにおける全社開発標準の評価・改善
課題
自動車メーカーIT統括本部管轄の全社開発標準において、アジャイル版(トライアル版)とウォーターフォール版の双方で、現場プロジェクトと不適合や開発プロセス自体の改善プロセスがないなど運用課題が表面化していました。
アジャイル版では、一般的なスクラムやSAFe、日本アジャイル(主に外部ベンダー活用・カスタマイズ無し)との差異を考慮せず、運用手法が一様で、適用条件やリスク管理が不十分でした。また、アジャイルの向き・不向きも十分な検討がなされていませんでした。
ウォーターフォール版では、教科書的なプロセスをベースとした標準ではあったものの、テーラリングの仕組みがなく、実際の成功事例で有効だったプロセスとの比較検証や反映が十分とは言えない状況でした。
その結果、現行標準の有効性を客観的に説明することが難しい状態となっていました。
解決
当社は、アジャイル・ウォーターフォール両開発標準について、国内外の標準手法との比較評価と、ウォーターフォール(変更管理あり)や各種アジャイル手法を対象とした社内プロジェクト実態調査を実施。
評価結果をもとに、標準の課題と改善提言を整理し、適用条件やリスク対策案を提示しました。
これにより、現場の実態を反映した見直し方針の策定を支援し、次期改訂に向けた具体的な議論の土台を提供しました。
